エゾサンショウウオ と キタサンショウウオ のレプリカを作製しました!

エゾと キタサンショウウオ !!

 北海道のNPO法人『環境把握推進ネットワーク-PEG』からご依頼をいただき、 エゾサンショウウオ と キタサンショウウオ のレプリカを作製しました。

 本物のサンショウウオを3Dスキャンしてデータを構築し、その後3Dプリンターで出力をしました。

データ構築の様子
エゾサンショウウオ
エゾサンショウウオ 3Dデータ
キタサンショウウオ
キタサンショウウオ 3Dデータ

 エゾサンショウウオ の生体を観察しながら着色を施しました。

 キタサンショウウオ の生体を観察しながら着色を施しました。エゾと比べ、動きがアグレッシブで少し手こずりましたが、リアルに完成して安心しました。

3Dスキャンやレプリカ作製!

 アンフィ合同会社では、3Dスキャンやレプリカの作製依頼をお待ちしております。これって作れるの?という物でも気軽にお声かけいただけますと幸いです。

 お問い合わせはお電話(0734-88-6996)か下記URLをご参照くださいませ!

https://amphillc.com/contact

大迫力! カバの頭骨 レプリカを作製!!

カバの頭骨 こんな形!

 個人様からご依頼をいただき、 カバの頭骨 レプリカを作製しました!

 そのサイズなんと約60㎝!!!と聞くと、意外と大きくないと感じませんでしたか…?あまり長く語らず、まずは画像を見ていただきましょう…。

カバの頭骨
大きく顎を開く様子
女性一人でも持てます
カバの頭骨
改めてみても大きい頭骨
カバの頭骨 ソロ写真
上顎と下顎がわかれます
下顎 こだわりの着色
カバの頭骨
上顎 こだわりの着色
カバの頭骨
特に牙にこだわっています

 いかがでしたか…?このサイズの頭骨を持つ生き物がいるなんて少し驚きませんか?

 カバの頭骨 標本はそう簡単には手に入りません。一方で、レプリカであれば誰でもお部屋に置く事ができます。加えて、画像からもわかるように女性一人でも簡単に持ち上げ顎を開く事もできます。重たい骨の標本では難しいのではないでしょうか。

 アンフィ合同会社では今後も様々な模型やレプリカを作製していきます。どうぞご期待ください!!

SNSでも大好評!!

釣り人の憧れ!超巨大 GT の模型を作製しました!!

まさに圧巻のサイズ GT (ジャイアントトレバリー)

 釣り人であれば知らない人はいないであろう憧れの魚!その名はロウニンアジ。愛好家の間では英名をそのまま使い「Giant trevally」(ジャイアント・トレヴァリー)さらに頭文字をとって GT(ジーティー)とも呼ばれる巨大な魚です。
 今回は、山梨県にお住まいの個人様からご依頼をいただき超超巨大な GT を作製しました!

魚拓から模型に…?

 インドネシアで釣り上げた187cmの超巨大な GT !それを原寸大で模型にしたいとのお声をいただいた事がキッカケで作製を開始しました!
 詳しく情報を伺ったところ、サイズは187cm、重さは68.95kg、日付は2013/9/10との事でした。
 今まで釣り人が記録を残す際には魚拓を取っていたの思うのですが、当社ではサイズや釣った写真さえあればリリースしても今回のように立体かつ原寸大で模型が作れます。

GT
背景には海を再現
人と比べてこのサイズ
GT
特徴的な胸鰭
右下にプレートをつけました
大きい顔

運搬の様子

 2Tトラックをレンタルし、和歌山県から山梨県へ運搬しました。移動中に破損しないように梱包材でグルグル巻きにしていざ出発!約10時間ほどかけて到着しました…。とても遠かったですが、直接お届けでき、喜んでいただけた事が何よりやりがいを感じたプロジェクトでした。

2Tトラックへ運ぶ様子
破損しないように緊張の一瞬
GT
2Tトラックがいっぱいになるサイズ!

ニホンアカガエル を観察してきました!

ニホンアカガエル って珍しいの?

 2022年3月3日、和歌山県の紀美野町内にて ニホンアカガエル を観察してきました。水中で息をひそめる姿や、数センチまで近づいた写真も撮影することができました。

ニホンアカガエル Rana japonica

 和歌山県レッドデータブックによると、本種は絶滅危惧1類(CR+EN)に指定されています。

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/sizen/ryouseirui.html

※上のURLから、「和歌山県レッドデータブック掲載種 両生類」をご確認いただけます。

 絶滅危惧1類(CR+EN)とは絶滅の危機に瀕している種の事です。

https://www.env.go.jp/nature/kisho/hozen/redlist/rank.html

※上のURLから、レッドリストのカテゴリー(ランク)についてをご確認いただけます。

 ”絶滅の危機”と言っても紀美野町の ニホンアカガエル は滅多に見つからない生き物ではなく、限られた時期と場所では当たり前のように観察することのできるカエルなんです。そんな当たり前の場所が昔と比べて減ってきているため、絶滅の危機が迫っているんです。

 

ニホンアカガエル を見つけた!

 夜中に田んぼの側溝を覗くと ニホンアカガエル を見つけました!水中で息を潜めています。何だか少し眠たそうに見えるのは自分だけでしょうか…。

ニホンアカガエル
田んぼの側溝にて
ニホンアカガエル
水中の ニホンアカガエル
ニホンアカガエル
数センチまで近づいて撮影
ニホンアカガエル
水中の個体とは雰囲気が違う

 山の染み出し、石や流木の下を確認しながら進んでいくと小さな池を見つけました。踏むと沈んで足がとられてしまいそうな泥地にライトを当てながら探していると、ありました! ニホンアカガエル の卵塊です。半透明でゼリーのようです。周りにはいくつかの卵塊があり、最近産んだと考えられる卵や、もう既に小さなオタマジャクシが発生している塊もありました。意外と産む時期はバラついているのかな?そんな事を感じました。

ニホンアカガエル
ニホンアカガエル の卵塊
頭隠して尻隠さず

ニホンアカガエル 繁殖の様子!!?

 道を進んでいくと、 ニホンアカガエル を2匹見つけました。真っ暗だったのでライトを当てて観察していたのですが、明るい光が嫌なのか少し潜ったり、明るい場所から離れようと泳ぐ様子が観察できました。繁殖行動をしていたのですが、抱きしめられている側は少しぐったりした様子でした。果たしてこの2匹はこの後どうなったのでしょうか…。

ニホンアカガエル が2匹
ニホンアカガエル
ライトを嫌がっているように見えた
強く抱きしめている

 アンフィ合同会社では、今後も自然観察を通して生き物への理解を深めたいと考えています。また、学術的に価値のある発見に関しては当社のHPやSNSも活用し、積極的に報告をしていきます。

島根県へ 外来生物 の模型を納品!(島根県立三瓶自然館サヒメル)

外来生物 が勢ぞろい!

 島根県に生息する 外来生物 の模型6点を島根県立三瓶自然館サヒメルに納品しました。内訳はブルーギル、ブラックバス、カムルチー、カダヤシ、クサガメ、アメリカザリガニを喰らうウシガエル、です。

淡水に潜む 外来生物 たち

外来生物
ブルーギル 25cm
外来生物
ブラックバス 50cm

 ブルーギル( Lepomis macrochirus )は赤みを帯びながらギラギラとした青い色合いを再現。近所の池で小さいサイズのブルーギルを見かけたことがありますが、この縞模様は小さいブルーギルにも見られます。

 外来生物 の中でも存在感が強いブラックバス( Micropterus salmoides )。緑褐色の体に黒い縦帯が入っています。

カムルチー 70cm
外来生物
カダヤシ 30cm

 カムルチー( Channa argus )は全体的に深緑色のトーンで、暗めの模様をハッキリと際立たせました。

 カダヤシ( Gambusia affinis )は内側のエラや内臓の赤みが透けて見えている様子を再現。こちらの模型の側面部分に黒い模様がありますが、子どもを産むカダヤシのメスに見られる特徴です。

外来生物
クサガメの痛そうな爪
外来生物
クサガメ 甲長30cm

 食い込んだら痛そうな爪を持つクサガメ( Mauremys reevesii )。成熟したメスの顔と首に見られる独特な黄色い模様を描きました。

アメリカザリガニを飲み込むウシガエル

ウシガエルとアメリカザリガニ 最大長60cm
外来生物
横から見た様子

 両手で抱えるほどのサイズのウシガエル( Lithobates catesbeianus )。赤々としたアメリカザリガニ( Procambarus clarkii )は伊勢海老程度のサイズ感。ウシガエルの瞳は黄金色の点々を散りばめて何層も重ねて輝きを出しています。アメリカザリガニの下半身はもうすでにウシガエルの体の中に…。ウシガエルもザリガニも獲って食べたことがありますが、ここまで大きいサイズが現実にいたら、食べごたえがありそうですね!

 標本では表現できない色の鮮やかさを精一杯再現しました。特に”瞳”には私の魂を込めました!島根県立三瓶自然館サヒメルにお越しの際は大きさを体感してみてくださいね!

 

執筆:坂本

 

島根県立三瓶自然館サヒメル

春の企画展「あなたのとなりのエイリアン−島根の外来生物たち−」

開催日 2022年3月19 – 5月29日

料金 大人600円、小中高生200円、幼児無料

申込み・問合せ 0854-86-0500(島根県立三瓶自然館サヒメル)

https://www.nature-sanbe.jp/sahimel/event/3637

ホライモリ をリニューアルしました!

洞窟の両生類 ホライモリ

ホライモリ

 腹面は内側から塗料を流し込み、内臓の透け感を表現しています。

台座に乗せて飾れます!

ホライモリ

下記URLより販売中です!

両生類が好きな方は是非ご検討ください!

https://amphillc.thebase.in/items/42247751

Twitterでも好評!

アメリカマナティー 20㎝縮小頭骨レプリカを作製しました!

アメリカマナティー色々!

 本種は草食の水性哺乳類で人魚のモデルになった動物です。絶滅の危機にあり、国際保護動物に指定されています。沖縄の有名な水族館である美ら海水族館で観察することができます。

学名 Trichechus manatus

英名 American manatee

脂の残る骨カラー

アメリカマナティー
アメリカマナティー

骨らしい白カラー

アメリカマナティー

下記の商用利用可能なデータを使用しています。
“Trichechus manatus skull” (https://skfb.ly/o6GCR) by SchmalhausenEvolMorph is licensed under Creative Commons Attribution (http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/).

 

販売中です。ご検討いただけますと幸いです。

https://amphillc.thebase.in/items/58653481

ピラルク の頭部模型を作製しました!

巨大 ピラルク !

 個人様からご依頼をいただき、 ピラルク の頭部模型を作製しました。迫力のあるサイズです。

ピラルク
ピラルク
ピラルク
ピラルク
ピラルク
ピラルク

 アンフィ合同会社では、今後も様々な模型を作製してまいります。

 何かご希望があればお気軽にご連絡くださいませ。

ホッキョクグマ 「簡単解剖モデルシリーズ」 

簡単解剖モデルシリーズ!!

 アンフィ合同会社では、新たに「簡単解剖モデルシリーズ」を皆様にご提案いたします。これは”頭骨レプリカ”と”生き生きした模型”がコラボした新シリーズで、その第一弾として ホッキョクグマ の模型を皆様にご紹介いたします。

ホッキョクグマ の頭骨

ホッキョクグマ
原寸大 ホッキョクグマ
8㎝ ホッキョクグマ

 今までに ホッキョクグマ の原寸大や8㎝の頭骨レプリカを作製してきました。

 今回、新たに20㎝の頭骨レプリカを作製し、スッポリと入るような仕組みと毛皮を3Dプリンターで作製しました。

ホッキョクグマ

下記URLより販売中!

https://amphillc.thebase.in/items/58112771

是非、お手に取ってお楽しみいただけますと幸いです。

ディスカス の模型を作製しました!

ディスカス の立体模型!

 個人様からご依頼をいただき、 「熱帯魚の王様」とも呼ばれる ディスカス の模型を3Dプリンターで作製しました。口先から尾びれの先まで18㎝でリアルな着色とコーティング(ツヤあり)のご指定にて作製をしました。

ディスカス
円盤(ディスク)のような特有の形状
ディスカス
眼にこだわった着色
ディスカス
正面から見ると大変薄い
ディスカス
鮮やかな色彩
ディスカス
棚に飾る様子

 今後もアンフィ合同会社では様々な模型を作製いたします。 博物館や水族館だけでなく、個人様からのオリジナル模型の作製依頼も受注しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

オリジナル模型の作製