両生類 自然史フォーラムのお知らせ

2024年6月23日に日本 両生類 研究会が毎年実施する 両生類 自然史フォーラムが開催されます。場所は石川県北陸科学技術大学院大学石川ハイテク交流センターです。

 

アンフィ合同会社も展示とガチャガチャを持っていきます。今回新しくCTでデータ取得をした 両生類 のヘルベンダー(アメリカオオサンショウウオ)とグレーターサイレンのレプリカも持っていきます。

ヘルベンダー
グレーターサイレン

またアンフィ合同会社の佐々木が地域との連携で実施する 両生類 調査について話ます。

昨年の自然観察会の様子
昨年の自然観察会の様子
昨年の自然観察会 棚田
昨年の自然観察会 棚田

13時からは自然観察会も実施されます!会場でお待ちしています!

カエル の模型に色をつけよう(軽食つき)

6月1日に「模型に色をつけよう(軽食つき)」を開催しました。
今回のテーマは カエル 。あらかじめアマガエル、ツチガエル、ヒキガエルの中から好きな種類をご予約いただき、模型を製作しました。

On June 1, “Let’s Color on Models (with refreshments)” was held.
The theme is frogs.We made the models in advance with reservations for your favorite species of tree frogs, wrinkled frog, and toads.

模型は、前回10cmのネコが人気があったので今回のカエルも大きめサイズにしてみました。
実際に3Dプリンターで出力すると、「いいサイズ!」とスタッフ一押しの模型が出来上がりました。

Since the 10cm cat was popular last time, we decided to make the frog a larger size this time as well.
When we actually printed out the model with a 3D printer, it turned out to be a “good size! The model was a hit with all the staff.

カエル
カエル

アマガエルは体色の変化が多様なので、色彩や模様を迷われている方もいました。
図鑑や飼育している カエル などを参考に模型が仕上がっていくの様子は見ている側も楽しいものです。

Some people were confused about the colors and patterns of tree frogs because of their varied body coloration.
It was fun to see how the models were created based on illustrated books and the frogs in their care.

カエル
カエル

完成したアマガエル。
腹側にサインや日付を入れるのもナイスアイデアでした!

Finished tree frog.
It was a nice idea to sign and date the ventral side!

カエル
カエル

こちらはアマガエルとツチガエル。
色の組み合わせや筆の使い方で、それぞれ味のある模型を完成させていただきました!

These are tree frogs and a wrinkled frog.
Each model was completed tastefully by the combination of colors and the use of brush strokes!

ワークショップ「 イエネコ の模型に色をつけよう」を開催しました!

今回の色塗り体験は「 イエネコ 」の模型でした。はじめに軽食をとり、色塗り体験がスタート。 イエネコ と人との関わりやいろんなネコの仲間について学び、模型の完成を目指します。

This time, the coloring experience was a model of “Cat”.
After a light meal, the coloring experience began.
Participants learned about the relationship between Cat and people and its various feline friends, and then set out to complete the model.

イエネコ

水墨画に描かれているネコを参考にされていました。

Referring to a cat depicted in an ink painting.

図鑑やインターネットで調べたり、自宅で飼育しているネコの写真、イメージの中にあるネコなど、いろんなバリエーションが出てきます。

You will find many variations of cats in illustrated books, on the Internet, in pictures of cats you have at home, or in your imagination.

インターネットから3Dモデルを検索し、いろんな角度から観察して着色。

Search for 3D models from the Internet, observe them from various angles, and color them.

暑いのでソーダの色に!
イメージ通りの色を作るのも楽しみ方のひとつです。

It’s hot, so it’s the color of soda! One of the fun parts is to create the color as you imagine it.

ぞくぞくと完成していく中で、いつの間にかネコの集会が始まっていました!(笑)
ほかの方の模型と並べてみると、どれも個性があって面白いです。背中や足先までこだわって塗った模型は愛着がわいてきます。

As they were being completed one by one, a cat Gathering had started before I knew it!  When I put the models side by side with those of other participants, they all have their own unique personalities. I became attached to the models that I painted down to the backs and toes.

ネコの集会

Cat Gathering

その流れで撮影会もスタート。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!☺

The photo session started in that vein. Thank you to everyone who participated! ☺

次回の「模型に色をつけよう(軽食付き)」は、カエルがテーマです。
模型はツチガエル、アマガエル、ヒキガエルから選択できます。

ご参加には事前予約が必要です。くわしくは以下のページよりご確認ください。
皆様のご参加お待ちしています!

The next “Color the Models (with refreshments)” will be on frogs. You can choose from a wrinkled tree frog, japanese tree frog, or toad model. Advance reservations are required. For more details, please see the following page. We look forward to your participation!

レプリカを使って メリコイドドン の化石をカッコよく飾るーその2ー

国立科学博物館のミュージアムショップにて メリコイドドン の化石を購入したので、カッコよく飾る方法を考えた結果、化石をレプリカに埋め込む方法を思いつきました。そのためには、化石をデジタル化して、同原産同属の完全に近い頭骨を見つけて、そして、化石の形に頭骨レプリカを削り出す必要があります。今回は3Dプリンターを使って出力してはめ込む様子を紹介します。

Having purchased a Melicoidodon fossil from the museum store at the National Museum of Nature and Science, I thought of a cool way to display it and came up with the idea of embedding the fossil in a replica. To do this, I would need to digitize the fossil, find a near-perfect skull of the same native genus, and then carve a skull replica in the shape of the fossil. In this article, I will show you how I used a 3D printer to output and fit it in.

メリコイドドン
購入したメリコイドドン の化石
メリコイドドン の頭骨と断片的な臼歯の化石を合わせてみる
メリコイドドン の頭骨と断片的な門歯の化石を合わせてみる

メリコイドドン の化石をはめ込めるように3Dプリンターで出力したのが下の画像です。色は化石を目立たせるため単色で仕上げました。

The image below is a 3D printer output to fit the fossil of Melicoidodon. The color was monochromatic to make the fossil stand out.

そして、化石をはめ込んだ様子が下の画像です。化石がぴったりとはまる様子が良い感じですよね。部分的な化石でもレプリカと組み合わせると、完ぺきに近い化石を手に入れたかのような満足感!

And the image below shows how the fossil is inserted. The way the fossil fits perfectly is a nice touch, isn’t it? When you combine even a partial fossil with a replica, you feel satisfied as if you have a near-perfect fossil!

今回は メリコイドドン のレプリカで化石を飾ってみましたが、今後は他の化石でも工夫して飾ってみると、より楽しい化石の楽しみ方ができるかもしれないですね。

This time we decorated the fossil with a replica of Melicoidodon, but in the future, we may be able to enjoy fossils more if we try to display them with other fossils in a creative way.

レプリカを使って メリコイドドン の化石をカッコよく飾る!

国立科学博物館のミュージアムショップに メリコイドドン の化石が販売されていました。これはアツいと2つ買い、一風変わった飾り方はないかなと、考えてみました。

I went to Ueno because the National Museum of Nature and Science was exhibiting a model delivered by Amphi LLC. As it happened, the museum was also holding a large mammal exhibition3 at the time, so after viewing the exhibition, I looked around the special souvenir corner and found a fossil of a Mericoidodon for sale. I thought this was hot, so I bought a gate tooth and a molar and wondered if there was any way to display them in an unusual way.

メリコイドドン
メリコイドドン の化石

まずは、この化石の3Dデータを取得してみようと、3DスキャナーのRevopoint miracoでデジタル化してみました。

First, I tried to get 3D data of this fossil and digitized it with Revopoint miraco, a 3D scanner.

メリコイドドン の化石を3Dデータ化

回転台に化石をのせて3Dデータを取得。

3D data was obtained by placing the fossil on a rotating stand.

メリコイドドン の臼歯
メリコイドドン の門歯と抜けた犬歯と小臼歯

デジタル化できたので、次に購入した化石の原産地アメリカ・サウスダコダ州のメリコイドドンの頭骨が公開されていないかを探してみると、スケッチファブで Digital Atlas of Ancient Life がCC0で公開されていたので、その3Dモデルを使って、今回購入した化石を組み合わせてみると・・・

Now that I was able to digitize the fossils, I searched for a published skull of a Melichoidodon from South Dakoda, South Dakoda, USA, the state of origin of the next fossil I purchased, and found the Digital Atlas of Ancient Life on sketchfab with CC0, so I used its 3D model to combine the fossils I had purchased with this one.

 

メリコイドドン の頭骨と断片的な臼歯の化石を合わせてみる
メリコイドドン の頭骨と断片的な門歯の化石を合わせてみる

すると上の画像のように化石がフィット!臼歯の配置が右側か左側かで悩んでいたのですが、3Dデータ上であわせるととても分かりやすい!

そして、ここからがデジタルの良いところで本物の化石をレプリカに取り付けられるように、化石部分をえぐります。

Then the fossil fits perfectly as shown in the image above! I was wondering whether the molars should be placed on the right or left side, but it was very easy to understand once the molars were aligned on the 3D data!

And here comes the best part of the digital process: the fossil part is gouged out so that the real fossil can be attached to the replica.

メリコイドドン の頭骨から断片的な臼歯の化石を収められるよう除去した
メリコイドドン の頭骨から断片的な門歯の化石を収められるよう除去した

化石を取り付けられるようにデジタル内で削り取りました。そしてこのあと3Dプリンターで出力開始!

The skull, which has been scraped out in digital form so that the fossil can be mounted, is shown above. The 3D printer will then begin outputting the data!

「ティラノサウルスに色を付けよう」を開催しました。

4月13日に「模型に色をつけよう」を開催しました。
今月の模型はティラノサウルス。

 

「闘ったあとだから体に傷をつける!」や「狩りしたから口に血の色を塗る!」など、それぞれの模型にストーリー性がありました☺

次回は5月5日、イエネコの模型です。ご予約おまちしております。
詳細とご予約について

イヌワシに色を付けよう(軽食つき)

今日は月に一度の体験イベント、「模型に色をつけよう(軽食つき)」を開催しました✨

今回のテーマはイヌワシ。

軽食にはアンフィくんカレーと、デザートに杏仁豆腐が登場しました!

はじめに、3Dモデルが模型として出力されるまでの流れを解説して、いざ色塗りです。

元となった3Dモデルをぐるぐる回しながら、「このグラデーションだとリアルに近づく!」「この羽の色は幼鳥なんだね~」などの声が聞こえてきて、観察の成果を発揮しているようでした☺

2024年4月~6月のイベント最新情報

模型に色をつけよう(軽食付き)の日程と模型の内容が決まりました!

4月13日(土) ティラノサウルス
5月5日(日)   イエネコ
6月1日(土)   カエル:ツチガエル、アマガエル、ヒキガエルから選択できます

・時間:12:10~14:10(どの日程も同じです)
・事前予約制のイベントです。詳細はきみの自然体験館のホームページをご確認ください。

きみの自然体験館:アンフィが運営する「きみの自然体験館」の紹介 | アンフィ合同会社 (amphillc.com)

3D模型の色塗り体験(軽食付き)

2024年1月6日に、色塗り体験(軽食付き)を開催しました。

今回の模型はフクロウ。
ゲストに本物のフクロウが登場しました。

体のつくりを観察しながら着色してくれました!

軽食は弊社のイメージキャラクター「アンフィくん」をモチーフとしたカレーでした。

生石高原を3Dデータ化

 生石高原県立自然公園は、標高870メートルの山頂にススキの大草原が広がる人気の観光スポットです。晴天時は六甲や淡路、四国を見ることができます。本記事ではこの生石高原の3Dデータと利活用について紹介します。

ドローンで撮影した生石高原

 紀美野町と有田川町の許可を得て、ドローン撮影を実施しました。ドローンは約5分間の飛行で、写真測量(フォトグラメトリー)専用のソフトAgisoft Metashapeを使って3Dデータを完成させました。使用した機体はDJI AIR 2Sです。

 この3Dデータを基に光造形式の3Dプリンターを使って写真立てつきのジオラマを作製しました。

写真立てつきのジオラマの3Dデータ
写真たて付きの色塗り用ジオラマ

 さらにCG技術を使って、生石高原の秋から冬の様子を動画で再現しました。今後はプロジェクションマッピングやホログラム、メタバースなどへの活用も期待できると考えています。

スケッチファブで公開中!