和歌山県立自然博物館 にて当社作製模型が展示されています!

執筆:江田慶紀

 

和歌山県立自然博物館 第2展示室にて「マダニにご注意!!」の展示が開催されています。

そこで、当社の作製したタカサゴキララマダニの拡大模型も展示されております。

和歌山県立自然博物館

他にも、なかなかお目にかかれないレアなマダニも展示しているようです。

展示は7月25日までの期間限定です。ご興味のある方は是非、 和歌山県立自然博物館 へ足を運んでみるのはいかがでしょうか。

アクセス方法やお問い合わせにつきましては、下記URLの 和歌山県立自然博物館 のHPよりご確認くださいませ。

https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/index.html

キミノーカさんにご協力いただき「サメの歯」に関する 体験イベント を開催しました。

執筆:江田慶紀

キミノーカさんにご協力いただき、「サメの歯」の発掘 体験イベント を開催しました。

http://kiminoka.com

体験イベント

自由に写真撮影可能な状態で、ホホジロザメの顎の原寸大模型を用意しました。

映画「Jaws」の影響はまだまだ強く、「ジョーズの顎!」と呼ぶ方もちらほらといらっしゃいました。

大きさや、交換式になっている歯の構造を見て驚かれる方が多く設置しがいがありました。

 

体験イベント

体験イベント の内容として、まず、モンゴルのサメの歯化石(本物)を砂のプールから自身で発掘していただきます。

体験イベント
体験イベント

そして、自身で見つけたサメの歯化石はなんという種類であるかを調べ、本物の化石とその知識を持って帰っていただく。までがセットの 体験イベント でした。

また、調べる際の補助として、サメの歯の拡大模型を使用していただきました。

ホホジロザメ

ホホジロザメの顎は現在、当社の作業場の上空にて保管しています。

今後、「サメ」に関する 体験イベント を開催した際には持参する予定です。

是非、直接ご覧いただき、サメの大きさや機能について学んでみるのはいかがでしょうか。

第22回両生類自然史フォーラム(Zoom)2021.6.5について

2021年6月5日(土)にzoomにて開催される第22回両生類自然史フォーラムが開催されます。

http://www.nbs.jpn.org

当社では下記の時間で2つ発表をします。

15:40〜16:00「写真測量による両生類調査への導入の検討」

16:00〜16:20「リアルさを追求した両生類模型への着色の試み」
 
ご興味のある方は、6月5日正午までの間に下記URLよりお申し込みください。日本両生類研究会より追って、参加方法のお知らせが届きます。
 
フォーラム、懇親会とも参加費無料です。
奮ってご参加ください。
          

AMPHI SKULL COLLECTIONに ヒグマ が登場!

 様々な頭骨模型を販売している AMPHI SKULL COLLECTION のラインナップに ヒグマ が加わりました!!早速、模型の画像をご覧くださいませ。

ヒグマ
ヒグマ
ヒグマ
ヒグマ
ヒグマ

ヒグマ についての情報

 今回、 ヒグマ の頭骨データは下記URLから取得しました。

License:CC0 Public Domainの表記があったため、商業利用しています。

 この ヒグマ は、頭骨最大長が43cmで、 1896〜7年のベーリング海遠征中に、シベリアのカムチャツカでダーシートンプソンに買収されました。

他、詳細については、先ほどのURLよりご確認くださいませ。

ヒグマ の他にも

 このヒグマの他にも、コウモリや、シナワニトカゲや、カムルチーなど様々な頭骨の模型を取り扱っています。

是非、一度 AMPHI SKULL COLLECTION をご確認くださいませ。

 

 

 今後も、世界の博物館や教育機関が意図して公開している3Dデータをそれに準じて、一般の方でも手に取りやすい価格で作製していきます。

昼食中のテント内に タカサゴキララマダニ

 仕事のお昼休み。3人で昼食をとっているとテントのサイドシートに小さい虫が張り付いていました。

タカサゴキララマダニ

 何やら見覚えのある形状…

タカサゴキララマダニ

手のひらと比べると、このサイズ感でした。

 スマホのカメラではアップで撮影できなかったため、小さいもの専用のマクロレンズを搭載した一眼レフで撮影してみました。

正体は タカサゴキララマダニ !?

タカサゴキララマダニ

 発見時は動かなかったのに、撮影を始めてからは垂直のサイドシートを器用に移動していました。そのため対象物からズレて撮れた一枚です。サイドシーツの繊維が確認できました。

タカサゴキララマダニ

 これが今回、見つけた小さな虫です。

 タカサゴキララマダニ というダニの一種です。このダニはどこかで見たような…

タカサゴキララマダニ

 タカサゴキララマダニ は以前、当社で模型を作製したことのあるダニでした!

因みに、現在、 タカサゴキララマダニ のTシャツも販売中!!

ご興味のある方は是非ご覧になってください!

https://suzuri.jp/amphi_LLC/6924979/t-shirt/s/lavender

今後も身近な生き物や模型についての情報を投稿していきます。

どうぞご期待ください!

NHK「サイエンスZERO」へ ティラノサウルス 類の模型を納品しました!

 NHK盛岡様から依頼をいただき、白亜紀の恐竜の復元模型を作成しました。模型は5月9日にNHKのEテレにて放送予定です。また、再放送の情報も含め、番組内容につきましては下記のURLをご確認くださいませ。

https://www.nhk.or.jp/morioka/pickup/

 下記のURLで番組の詳細について掲載されています。

https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/

NHK盛岡放送局のTwitterで、模型を活用した動画をアップロードしています。

久慈の肉食恐竜!?

 今回、作成した模型は、久慈市で発見された ティラノサウルス 類の復元模型です。国内の白亜紀後期では初の確実な ティラノサウルス 類とのことです。詳細については、下記URLからご確認いただけます。

http://www.kuji.co.jp/blog/44002700417

製作工程

 今回、一枚の復元画をベースに一カ月半ほどで作成しました。工程としては、下記のとおりです。

①3Dデータの作成

②3Dプリンターによる出力

③着色

④羽毛の植え込み

3Dデータは、復元画や化石のレプリカなどを参考にモデリングしました。デジタルデータでのやり取りの為、完成イメージの共有がしやすく、お互い納得できる模型になりました。

 3Dプリンターでの出力後、復元画を参考に着色し、本物の鳥の羽を一枚ずつ手作業で張り付けて完成させました。

 

ティラノサウルス

 ティラノサウルス 類の3Dデータです。ポージングはこの後、復元画に合わせて調整しました。

ティラノサウルス

 歯の本数や形状が ティラノサウルス 類では非常に重要なため、特に細部まで精密に再現しました。

ティラノサウルス 類自立を確認

3Dプリンターで出力した直後の模型の様子です。「模型が自立すること」が依頼者からの条件の一つでした。画像からわかるように支えがなくても問題なく自立しています。

ティラノサウルス 類

 着色や羽を貼る際には、今回の模型用に調整した固定器具を用いました。模型の首と尾を固定して安定させ、作業を行いました。また、部屋の照明などによって色味が異なって見えるため、時には日差しなどに当てて確認しながら慎重に作成しました。

完成した模型

 アンフィ合同会社では一枚のイラストからでも立体物を作成可能です。また、データ上で立体物を作成してから3Dプリンターで出力するため、修正点があった際はすぐに対応可能です。

 是非、放送で模型が活用される様子をご覧ください。

ニホントカゲ が食べていたのは…?

 紀美野町内にある当社で、 ニホントカゲ の捕食シーンの撮影に成功しました。町内でニホントカゲを見かけることは少なくないのですが、普段と違いこちらに気づいても逃げ出さず、一心不乱に捕食していました。

ニホントカゲ

ニホントカゲの発見時の様子です。

ニホントカゲ

観察していると、少し移動してまた捕食を繰り返していました。

小さな翅のついた虫?

 ニホントカゲの周りを観察すると、何か小さい羽のついた虫が確認できました。

シロアリ

足の踏み場がないほどの数が確認できました。

シロアリ

翅の形状が4枚とも同じ大きさでした。死んでいる個体や、まだ少し動く個体も確認できました。

シロアリ

アリ類とは少し雰囲気が違って感じました。マクロ撮影をして観察することにしました。

マクロ撮影の結果

シロアリ

大きさは4㎜ほどで全翅長は7㎜程でした。触覚はアリ類で見られるくの字型の棒状ではなく、直線的で数珠状でした。また、胴体にクビレは無く寸胴でした。黒褐色の体色で、前胸背板は黄色でした。

結果ヤマトシロアリと考えられます。

昨日は大雨で、今日は一転した快晴でした。条件が重なり、翅のあるシロアリが群飛したと考えられます。また、飛び立つ際や、ペアを求めて地上に降りた個体がニホントカゲに狙われたと思われます。

今後も自然観察を続けていく予定です。

アンフィ合同会社をよろしくお願いいたします。

参考にした文献 青木  淳一.2015.日本産土壌動物 分類の為の図解検索.p1586

 

♦今日の生き物シリーズ
アンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。

共食いする タウナギ がいた!?

 先週、近くの川でタモ網とウェダーを履いてガサガサをしたら全長5センチほどの小さな タウナギ が3頭獲れたので、昨日同じ川でガサガサをしてみたら全長30センチほどの個体と、その他小さめの個体が5頭獲れました!
出身の東京や、長年暮らした静岡では見かけることが少なかった種だけに、久々に興奮してしまいました。
獲れた タウナギ をよく見ると口からそこそこのサイズの タウナギ が…これは保育じゃなく食べてる!しかも半分溶けてる…

タウナギ

川の中をたも網ですくってみると…

タウナギ !30㎝ほどの大きな個体が入りました!

タウナギ

凄く元気で、網の中を暴れまわっていました。

画像がブレていますが、口周りにご注目!

何か加えているような…?アップして確認してみると…??

タウナギ

タウナギ が タウナギを食べていました!!

タウナギ
タウナギ

タウナギ が吐き出した タウナギ です。

身体が半分溶けています…

今後も自然観察を続けていく予定です。

アンフィ合同会社をよろしくお願いいたします。

海南nobinos にて飛び出す3D図鑑の第二弾「サメの世界」を開催!

 海南市の公立図書館 海南nobinos にて飛び出す3D図鑑の第二弾「サメの世界」を当社と上記施設の共催で、ゴールデンウィーク期間中だけ開催しています。観覧無料です。
 今回はサメの歯に焦点を当て、国内のホホジロザメ、アオザメ、イタチザメ、メジロザメ属の歯化石をフォトグラメトリで3Dデータ化、さわりやすいように手のひらサイズの拡大模型にして本物と共に設置してみました。また、ロンドン自然史博物館が公開する巨大なホホジロザメの顎の3Dモデルを実物大に印刷して紹介しています。
海南nobinos サメ

ホホジロザメを印刷した紙の裏にマグネットが仕込んであります。壁に貼るだけで簡単に設置できました。

海南nobinos サメ

20分ほどで設置が完了しました。

海南nobinos サメ

アパラチア州立大学マッキニー地質教育博物館に収蔵され3Dデータが公開されているメガロドンの歯の実物大模型です。

手に取った時、鋸歯がわかるよう再現しました。

海南nobinos サメ

手のひらサイズの模型に触れた後のために、消毒用のアルコールを 海南nobinos 側の配慮で設置してあります。

海南nobinos サメ

本物のサメの歯も設置しました。

模型だけでなく、化石や現生のサメの歯も展示しました。

 

  アンフィ合同会社では今後も、自然物に関連する展示やイベントを開催予定です。どうぞご期待くださいませ。

和歌山県立自然博物館 友の会オリジナル 歯化石コレクション販売中!

和歌山県立自然博物館 友の会オリジナルグッズ販売中!

和歌山県立自然博物館 友の会のオリジナル商品「歯化石コレクション」が販売中です!

和歌山県立自然博物館 で展示されているモササウルス、スピノサウルス、メガロドンの歯化石が待望のグッズ化です。マグネット内蔵なので、冷蔵庫などの金属部分ににくっつけられます!

【作製・販売】 和歌山県立自然博物館 友の会

【監修】 小原正顕学芸員 ( 和歌山県立自然博物館 主任学芸員)

アンフィ合同会社は、レプリカ作製に関わらせていただいております。

和歌山県立自然博物館 ガチャ

どこで販売しているの?

和歌山県立自然博物館 ガチャ設置の様子

販売場所は、「 和歌山県立自然博物館 」です。

入館してすぐの玄関ホールにて好評販売中です。

化石標本をもとに作製した複製品(レプリカ)

このグッズは 和歌山県立自然博物館 で常設展示している化石標本をもとに作製した複製品(レプリカ)です。

常設展示してある複製品(レプリカ)の販売は、かなり少ないケースなのでは無いでしょうか。

また、 レプリカ作製にあたって和歌山県立自然博物館 主任学芸員の小原様に監修していただきました。

小原学芸員の地学コーナー!和歌山の化石

上記のページも合わせてご覧くださいませ。

和歌山県立自然博物館 へ行こう!

第1展示室の水族館ゾーンに加えて、第2展示室では標本やパネル、ジオラマなどを中心に、地質、化石、植物、動物などが展示されています。

是非、足を運んでいただき歯化石コレクションを手に取っていただきたいです。

 

利用案内・アクセスは下記URLからご確認ください。

https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/infomation/infomation.html