ニホントカゲ が食べていたのは…? 紀美野町内にある当社で、 ニホントカゲ の捕食シーンの撮影に成功しました。町内でニホントカゲを見かけることは少なくないのですが、普段と違いこちらに気づいても逃げ出さず、一心不乱に捕食していました。 ニホントカゲの発見時の様子です。 観察していると、少し移動してまた捕食を繰り返していました。 小さな翅のついた虫? ニホントカゲの周りを観察すると、何か小さい羽のついた虫が確認できました。 足の踏み場がないほどの数が確認できました。 翅の形状が4枚とも同じ大きさでした。死んでいる個体や、まだ少し動く個体も確認できました。 アリ類とは少し雰囲気が違って感じました。マクロ撮影をして観察することにしました。 マクロ撮影の結果 大きさは4㎜ほどで全翅長は7㎜程でした。触覚はアリ類で見られるくの字型の棒状ではなく、直線的で数珠状でした。また、胴体にクビレは無く寸胴でした。黒褐色の体色で、前胸背板は黄色でした。結果ヤマトシロアリと考えられます。昨日は大雨で、今日は一転した快晴でした。条件が重なり、翅のあるシロアリが群飛したと考えられます。また、飛び立つ際や、ペアを求めて地上に降りた個体がニホントカゲに狙われたと思われます。 今後も自然観察を続けていく予定です。アンフィ合同会社をよろしくお願いいたします。 参考にした文献 青木 淳一.2015.日本産土壌動物 分類の為の図解検索.p1586 ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。
今日の生き物NO.38 シマヘビ Elaphe quadrivirgata 撮影日:2020年10月2日金曜,会社周辺掲載日:2020年10月8日木曜 外での作業中に突然現れた。顔のアップの画像が欲しかったため、近距離で撮影を試みていた際、シャッター音に驚いたのか、頭を三角にして怒っているように見えた。(撮影者・江田) 赤黒い舌を出し入れしていた。 下顎や体側に連続した白斑が見られた。 全体が黒く、いわゆるカラスヘビであった。 引用文献 高田 榮一・大谷 勉 .2011.原色爬虫類両生類検索図鑑.p126-p127 ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。
今日の生き物NO.32 ニホンマムシ Gloydius blomhoffii 撮影日:2020年8月24日月曜,九度山町掲載日:2020年8月27日木曜 沢を歩いている時に見つけた 胴の背面の左右には楕円形の暗色で縁取られた斑紋があり、その中央部には暗色小班が見られた 出血毒で知られている蛇なので距離を置いて撮影した 引用文献 高田 榮一・大谷 勉.1984.原色爬虫類・両生類検索図鑑.p150 ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。
今日の生き物NO.26 ニホンヤモリ Gekko japonicus 2020年8月5日水曜,会社周辺 背中には細かい鱗が一様に見られたが、大型の鱗も散在していた 前肢の上腕には細かい鱗しか見られなかった かぎ状の細かい毛がびっしり生えていた 撮影していたら噛まれた 尾の腹面側 驚いて尾を自切した 引用文献 野外観察のための日本産爬虫類図鑑.2014.関 慎太郎.p124-p125. ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。
今日の生き物NO.18 ニホントカゲ Plestiodon japonicus 2020年7月16日木曜,会社周辺 日光浴をしており、近づいても逃げ出さなかった 吻部の上にある2枚の前額板が互いに接していた 引用文献 野外観察のための日本産爬虫類図鑑.2016.関慎太郎.p20.p88-89. ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。