ニホントカゲ が食べていたのは…? 紀美野町内にある当社で、 ニホントカゲ の捕食シーンの撮影に成功しました。町内でニホントカゲを見かけることは少なくないのですが、普段と違いこちらに気づいても逃げ出さず、一心不乱に捕食していました。 ニホントカゲの発見時の様子です。 観察していると、少し移動してまた捕食を繰り返していました。 Contents1 小さな翅のついた虫?1.1 マクロ撮影の結果1.1.1 共有:1.1.2 関連 小さな翅のついた虫? ニホントカゲの周りを観察すると、何か小さい羽のついた虫が確認できました。 足の踏み場がないほどの数が確認できました。 翅の形状が4枚とも同じ大きさでした。死んでいる個体や、まだ少し動く個体も確認できました。 アリ類とは少し雰囲気が違って感じました。マクロ撮影をして観察することにしました。 マクロ撮影の結果 大きさは4㎜ほどで全翅長は7㎜程でした。触覚はアリ類で見られるくの字型の棒状ではなく、直線的で数珠状でした。また、胴体にクビレは無く寸胴でした。黒褐色の体色で、前胸背板は黄色でした。結果ヤマトシロアリと考えられます。昨日は大雨で、今日は一転した快晴でした。条件が重なり、翅のあるシロアリが群飛したと考えられます。また、飛び立つ際や、ペアを求めて地上に降りた個体がニホントカゲに狙われたと思われます。 今後も自然観察を続けていく予定です。アンフィ合同会社をよろしくお願いいたします。 参考にした文献 青木 淳一.2015.日本産土壌動物 分類の為の図解検索.p1586 ♦今日の生き物シリーズアンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。 共有:TwitterFacebook 関連