生石高原を3Dデータ化

 生石高原県立自然公園は、標高870メートルの山頂にススキの大草原が広がる人気の観光スポットです。晴天時は六甲や淡路、四国を見ることができます。本記事ではこの生石高原の3Dデータと利活用について紹介します。

ドローンで撮影した生石高原

 紀美野町と有田川町の許可を得て、ドローン撮影を実施しました。ドローンは約5分間の飛行で、写真測量(フォトグラメトリー)専用のソフトAgisoft Metashapeを使って3Dデータを完成させました。使用した機体はDJI AIR 2Sです。

 この3Dデータを基に光造形式の3Dプリンターを使って写真立てつきのジオラマを作製しました。

写真立てつきのジオラマの3Dデータ
写真たて付きの色塗り用ジオラマ

 さらにCG技術を使って、生石高原の秋から冬の様子を動画で再現しました。今後はプロジェクションマッピングやホログラム、メタバースなどへの活用も期待できると考えています。

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