共食いする タウナギ がいた!?

 先週、近くの川でタモ網とウェダーを履いてガサガサをしたら全長5センチほどの小さな タウナギ が3頭獲れたので、昨日同じ川でガサガサをしてみたら全長30センチほどの個体と、その他小さめの個体が5頭獲れました!
出身の東京や、長年暮らした静岡では見かけることが少なかった種だけに、久々に興奮してしまいました。
獲れた タウナギ をよく見ると口からそこそこのサイズの タウナギ が…これは保育じゃなく食べてる!しかも半分溶けてる…

タウナギ

川の中をたも網ですくってみると…

タウナギ !30㎝ほどの大きな個体が入りました!

タウナギ

凄く元気で、網の中を暴れまわっていました。

画像がブレていますが、口周りにご注目!

何か加えているような…?アップして確認してみると…??

タウナギ

タウナギ が タウナギを食べていました!!

タウナギ
タウナギ

タウナギ が吐き出した タウナギ です。

身体が半分溶けています…

今後も自然観察を続けていく予定です。

アンフィ合同会社をよろしくお願いいたします。

海南nobinos にて飛び出す3D図鑑の第二弾「サメの世界」を開催!

 海南市の公立図書館 海南nobinos にて飛び出す3D図鑑の第二弾「サメの世界」を当社と上記施設の共催で、ゴールデンウィーク期間中だけ開催しています。観覧無料です。
 今回はサメの歯に焦点を当て、国内のホホジロザメ、アオザメ、イタチザメ、メジロザメ属の歯化石をフォトグラメトリで3Dデータ化、さわりやすいように手のひらサイズの拡大模型にして本物と共に設置してみました。また、ロンドン自然史博物館が公開する巨大なホホジロザメの顎の3Dモデルを実物大に印刷して紹介しています。
海南nobinos サメ

ホホジロザメを印刷した紙の裏にマグネットが仕込んであります。壁に貼るだけで簡単に設置できました。

海南nobinos サメ

20分ほどで設置が完了しました。

海南nobinos サメ

アパラチア州立大学マッキニー地質教育博物館に収蔵され3Dデータが公開されているメガロドンの歯の実物大模型です。

手に取った時、鋸歯がわかるよう再現しました。

海南nobinos サメ

手のひらサイズの模型に触れた後のために、消毒用のアルコールを 海南nobinos 側の配慮で設置してあります。

海南nobinos サメ

本物のサメの歯も設置しました。

模型だけでなく、化石や現生のサメの歯も展示しました。

 

  アンフィ合同会社では今後も、自然物に関連する展示やイベントを開催予定です。どうぞご期待くださいませ。

和歌山県立自然博物館 友の会オリジナル 歯化石コレクション販売中!

和歌山県立自然博物館 友の会オリジナルグッズ販売中!

和歌山県立自然博物館 友の会のオリジナル商品「歯化石コレクション」が販売中です!

和歌山県立自然博物館 で展示されているモササウルス、スピノサウルス、メガロドンの歯化石が待望のグッズ化です。マグネット内蔵なので、冷蔵庫などの金属部分ににくっつけられます!

【作製・販売】 和歌山県立自然博物館 友の会

【監修】 小原正顕学芸員 ( 和歌山県立自然博物館 主任学芸員)

アンフィ合同会社は、レプリカ作製に関わらせていただいております。

和歌山県立自然博物館 ガチャ

どこで販売しているの?

和歌山県立自然博物館 ガチャ設置の様子

販売場所は、「 和歌山県立自然博物館 」です。

入館してすぐの玄関ホールにて好評販売中です。

化石標本をもとに作製した複製品(レプリカ)

このグッズは 和歌山県立自然博物館 で常設展示している化石標本をもとに作製した複製品(レプリカ)です。

常設展示してある複製品(レプリカ)の販売は、かなり少ないケースなのでは無いでしょうか。

また、 レプリカ作製にあたって和歌山県立自然博物館 主任学芸員の小原様に監修していただきました。

小原学芸員の地学コーナー!和歌山の化石

上記のページも合わせてご覧くださいませ。

和歌山県立自然博物館 へ行こう!

第1展示室の水族館ゾーンに加えて、第2展示室では標本やパネル、ジオラマなどを中心に、地質、化石、植物、動物などが展示されています。

是非、足を運んでいただき歯化石コレクションを手に取っていただきたいです。

 

利用案内・アクセスは下記URLからご確認ください。

https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/infomation/infomation.html

雷魚(ライギョ)とも呼ばれる カムルチー の拡大頭骨模型を作製しました!

カムルチー ってどんな魚?

雷魚(ライギョ)とも呼ばれる カムルチー (Channa argus) の拡大頭骨模型を作製しました。

 釣りや飼育目的で人気が高い種として有名です。

細長く円筒形の体つきで、蛇に似た顔から英名では”Snakehead(スネークヘッド)”とも呼ばれています。

熱帯魚などを飼育するアクアリウムが趣味の方の中には、なじみ深い名前と感じる方も少なくないのではないでしょうか。

静岡県の静岡市で採取した上記の画像の個体から、頭骨を取り出し、フォトグラメトリーの技術を使って3Dデータを作製しました。

使用した機材やソフトウェアについては後半でご説明します。

野生でみられた カムルチー の姿です。

画像中央付近に浮上していることがわかります。


空気呼吸ができる魚としても知られ、沼や池でも見られます。

3Dデータ作製に関する情報

先程の カムルチー 頭骨を3Dスキャンし、3Dデータを作製しました。
そのため、データのモデリングは行っていません。

3Dスキャンの機材には最高画質の一眼レフを使用しています。

撮影機種:Canon EOS 5Ds
撮影環境:ターンテーブル
撮影条件:RAWデータ ISO感度100

上記の条件で多角から撮影した数百枚の画像で、Metashape(ソフトウェア名)を使用し3Dデータ作製しました。

熱溶解積層法(FDM)の3Dプリンターを使用し、素材には(Poly-Lactic Acid)PLAを使用しているため、植物性由来の樹脂を使用しています。

いよいよ カムルチー の拡大模型公開!

下顎が上顎より前に出ている特徴的な顔つきや、鋭い歯に注目してご覧ください。

骨格標本と模型を比べると?

小さい方が本物の骨格標本で、大きい方が今回作製した カムルチー の頭骨模型です。

標本と並べた画像から、精密さや大きさがわかります。

迫力あるオシャレなインテリアにも!

340gと画びょうでも留められるほど軽く、また骨格標本と比べ頑丈です。

お部屋やテーブル上のインテリアとしてだけでなく、ルアーなどの釣り道具をひっかける道具としてのご使用もいかがでしょうか。

本商品はAMPHI Skull cllectionの商品として現在も販売中です。

https://amphillc.com/sales/amphi-skull-collection/s-31

 

ネットオークションのヤフオクからも販売していることがあります。

こちらについては不定期で販売しており、他商品もお得に販売していることもあるため、要チェックです。

 

 

是非、ご検討くださいませ。

水中にいるラシオグナサス アンフィランファスの模型を作成しました!

深海に生息するアンコウの仲間の模型を作製しました。

ラシオグナサス アンフィランファス

学名:Lasiognathus amphirhamphus

 

奇抜でややグロテスクな見た目から人気があり、深海魚図鑑の表紙を飾った種ですが、グッズは見たことがありません。

 

そこで今回、水中で漂う本種の姿を模型として再現しました。

独特な頭部の形状と、複雑で少し気味の悪い色味が再現できました。

 

さらに、今回は水中で泳ぐ姿を再現するために工夫しました。

壁に設置して、部屋の壁を潜水艦の壁のようにしてみませんか。

こちらの模型は当社の商品販売ページで現在、販売中です。

 

今後もアンフィ合同会社では、多種多様な精密模型を作製していきます。

 

今後ご紹介できる模型についても、どうぞご期待くださいませ。

 

キアンコウの模型を作成しました!

キアンコウの模型を作成しました!

キアンコウ Lophius litulon

重さは約70gほどで軽く、取り扱いは簡単です。

テーブル上のインテリアや、壁掛けとしてもご使用いただけます。

最大長は約17.5㎝です。

手のひらサイズのわりに、かなり迫力のある模型です。

 

今後も当社のオリジナル商品を作成していきますので、ご期待ください。

今日の生き物NO.37

ナマズ

Silurus asotus

撮影日:2020年8月29日土曜,橋本川
掲載日:2020年9月8日火曜

シュノーケルごしに観察した。日の差し込む砂利の上で休んでおり、陸からでも身体の一部が確認できた。口の傷からもわかる通り、2枚の画像は同個体であるが角度によって体色や模様が違って見えた。(撮影者・江田)

目は背側部にあり、前鼻孔の鼻管はごく小さかった。
口の周辺の髭は二対見られ、背鰭と尻鰭は完全には連続していなかった。また、脂鰭がなく、背鰭基底は著しく短かった。

引用文献 中坊 徹次.2013.日本産魚類検索図鑑.p63・p337

♦今日の生き物シリーズ
アンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。

今日の生き物NO.34

アマゴ

Oncorhynchus masou ishikawae

撮影日:2020年8月30日日曜,古座川町
掲載日:2020年8月31日月曜

脂鰭が見られた。体側にパーマークが見られ、朱点も見られた。写真の個体は流れのゆるいところで見られた。
透明度の高く流れの強いところで見られた。

引用文献 中坊 徹次.2013.日本産魚類検索全種の同定第三版.p367

♦今日の生き物シリーズ
アンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。