ホッキョクグマ の骨と皮が表裏一体!?

着色担当の坂本です。今回は ホッキョクグマ の皮の模型と骨格の模型を合体させた「簡単解剖モデルシリーズ」の着色について紹介します。

まず白色を下地として塗る

ホッキョクグマ1

バリ取りをして着色を始めた初期段階。まだ3Dプリンターの樹脂の青色が見えています。まずは骨の部分にだけエアブラシで白い色をのせ始めたところです。青い樹脂の色は見えないくらいまで色を重ねる必要があり、もし重ねが足りないと青白い ホッキョクグマ になってしまいます。また、いったん白でフラットにすることで、上から重ねる色の発色がよくなります。

ひたすら色を重ねていく

動物の骨はメインカラーは白ですが、よく見ると脂の黄色っぽい色や、関節部分がやや黒ずんでいたりします。そうした骨の色らしさを再現するために、脂の黄色みのような色て着色してから、白を重ねていきます。

ホッキョクグマ 黄色

骨側の部分

ホッキョクグマ 骨

歯や爪も塗り分け、骨が付いている肉側の部分は骨が引き立つような色で着色しています。肋骨の内側や、奥まった部分にエアブラシが入りづらく、肋骨と肋骨の隙間から差し込んでいます。エアーの強さも場所によって調整しています。

皮側の部分

ホッキョクグマ 皮

皮側の部分は、 ホッキョクグマ の表情を描くのが楽しいですね!やや鼻の頭が黒ずんでいるのもポイント。

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是非、お手に取ってお楽しみいただけますと幸いです。

ホッキョクグマ 「簡単解剖モデルシリーズ」頭部バージョンもあるよ!

原寸大サイズの ホッキョクグマ 頭部バージョンもぜひお楽しみください。