ホッキョクグマ の骨と皮が表裏一体!?

全身 ホッキョクグマ の簡単解剖モデルが登場!

着色担当の坂本です。今回は ホッキョクグマ の皮の模型と骨格の模型を合体させた「簡単解剖モデルシリーズ」の着色について紹介します。

まず白色を下地として塗る

ホッキョクグマ1

バリ取りをして着色を始めた初期段階。まだ3Dプリンターの樹脂の青色が見えています。まずは骨の部分にだけエアブラシで白い色をのせ始めたところです。青い樹脂の色は見えないくらいまで色を重ねる必要があり、もし重ねが足りないと青白い ホッキョクグマ になってしまいます。また、いったん白でフラットにすることで、上から重ねる色の発色がよくなります。

ひたすら色を重ねていく

動物の骨はメインカラーは白ですが、よく見ると脂の黄色っぽい色や、関節部分がやや黒ずんでいたりします。そうした骨の色らしさを再現するために、脂の黄色みのような色て着色してから、白を重ねていきます。

ホッキョクグマ 黄色

骨側の部分

ホッキョクグマ 骨

歯や爪も塗り分け、骨が付いている肉側の部分は骨が引き立つような色で着色しています。肋骨の内側や、奥まった部分にエアブラシが入りづらく、肋骨と肋骨の隙間から差し込んでいます。エアーの強さも場所によって調整しています。

皮側の部分

ホッキョクグマ 皮

皮側の部分は、 ホッキョクグマ の表情を描くのが楽しいですね!やや鼻の頭が黒ずんでいるのもポイント。

下記URLより販売中!

https://amphillc.thebase.in/items/64137271

是非、お手に取ってお楽しみいただけますと幸いです。

ホッキョクグマ 「簡単解剖モデルシリーズ」頭部バージョンもあるよ!

原寸大サイズの ホッキョクグマ 頭部バージョンもぜひお楽しみください。

タヌキ 骨格と剥製

タヌキ の剥製をデータスキャン!?

 3D担当の佐々木です。スケッチファブで公開をしているタヌキの頭骨に肉付けをしてみました。頭骨が顔のどこに収まっているかを可視化すると骨の部位の機能が想像できますね。さらに筋肉を付着させると分かりやすそうです。

 今回のデータは造形ではなく、完成度の高い剥製を3Dスキャンして、Zbrush内で結合させました。剥製のデータの取得は3DスキャナーのREVOPOINT POP2を、頭骨はMetashapeによるフォトグラメトリを使用しました。今後はツキノワグマやキツネを増やし日本産哺乳類の商品を充実化させていきます。

タヌキ
斜め上から
タヌキ
上から
正面から
動画

日本のいきもの 専門ECサイト

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サーベルタイガー の全身骨格模型を作製しました!

サーベルタイガー の魅力的な全身骨格

サーベルタイガー Smilodon fatalis

 サーベルタイガー の全身骨格模型を作製しました。また、以前に サーベルタイガー の頭骨模型も作製しておりますので、ご興味のある方はそちらもご確認くださいませ。

サーベルタイガー
原寸大の サーベルタイガー 頭骨
サーベルタイガー
サーベルタイガー のキーホルダー

サーベルタイガー は史上最強の肉食動物!?

サーベルタイガー

 スミロドンとは「ナイフの歯」の意味です。上顎の長さが20㎝を超える大きな牙がサーベルのようなので、この名前が付きました。大型の動物に襲いかかり、大きな牙で傷を負わせ、獲物が弱るのを待って食べていたようです。

ポーズも様々!

サーベルタイガー
台座付き サーベルタイガー
サーベルタイガー
約30㎝巨大 サーベルタイガー

 上記のポーズの他でも、簡単な変更であれば無料でご希望のポージングに変更可能です。複雑な変更ですと追加料金が発生する場合がございます。お気軽にご相談ください。
 また、ポージングを変えたことで模型が自立できなくなる場合もございますのでご了承くださいませ。

こだわりの着色

サーベルタイガー
サーベルタイガー の歯にご注目

 本種の魅力的な歯を再現するため、先端側に向かうほど白く、根本には哺乳類の歯らしい黄ばみをつけています。一本の歯の中にグラデーションをつけることで、よりリアルに本種の特徴を再現しています。

サーベルタイガー

 全体の着色にも秘密があります。骨の関節を見ると、若干色が濃くなっているのがおわかりいただけるでしょうか。これは、骨の一つひとつを確認しやすくするために施した着色テクニックです。また、爪部分を特に濃く塗ることで、飾った時によりしまりのある模型に見えるのではないでしょうか。
 こだわりの詰まった本模型をどうぞご検討ください。

https://amphillc.thebase.in/categories/3961441