古生物の世界

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アサフス

Asaphus bottnicus
古生代 オルドビス紀
 アサフスは体全体がつるつるしており、頭から出っ張る眼が特徴的です。眼の高さが種で違っており、カタツムリのように頭から飛び出るものもいます。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。
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ファコプス

Phacops sp.
古生代 デボン紀

 ファコプスはモロッコと北米から多産するため、比較的多く流通しています。三葉虫の眼は複眼で、一つの眼を個眼と呼びます。ファコプスの個眼は三葉虫の中でも特に巨大なことで知られています。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。

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ハルペス

Harpes perradiatus
古生代 デボン紀
 ハルペスは逆U字状の大きな頭を持つ三葉虫です。頭には無数の穴が分布し、大きな頭を海底に沈み込ませて、その穴で食べ物をこしとっていたと考えられています。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。
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セラタルジス

Ceratarges ziregensis
古生代 デボン紀

 セラタルジスは棘を持つことで知られています。頭と尾から突き出た棘は湾曲し、体全体を覆います。これは外敵から身を守るために発達した特徴だと考えられています。このレプリカは下記URLのデータを使用しました。 

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コルノプロエタス

Cornoproetus cornutus
古生代 デボン紀
 コルノプロエタスは中葉が大きく膨らんでいます。 中葉は内臓や神経が収まっていたと考えられており、体の大きさのわりに大食漢だったのかもしれません。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。
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ティサノペルティス

Thysanopeltis sp.
古生代 デボン紀
 ティサノペルティスは、パラレジュルスと同じスカテラムの仲間です。そのため、扇子のような形の尾を持ちます。しかし、パラレジュルスとは異なり体は平坦で尾からは放射状に伸びた長短の棘が交互に並びます。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。
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パラレジュルス

Paralejurus sp.

古生代 デボン紀

 パラレジュルスは、尾部に特徴的な放射状の溝があり、扇子のような形をしています。これはパラレジュルスが属するスカテラムの仲間にだけ見られる特徴で、その機能については不明とされています。この模型は標本をフォトグラメトリにより3Dデータ化したものを拡大して完成させました。
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イクチオステガ

Ichthyostega
古生代 デボン紀

 イクチオステガは陸上進出をはじめた初期の脊椎動物の仲間。動きは魚に近く後足は後方に向いていたと考えられています。この模型は2005年に発表された論文を参考に作製しました。

(PDF) Ahlberg PE, Clack JA, Blom H. The axial skeleton of the Devonian tetrapod Ichthyostega. Nature 2005;437:137-40 (researchgate.net)

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ディプロカウルス

Diplocaulus
古生代 ペルム紀前期

 風変わりな頭の両生類。頭骨幅は最大33センチもあったとされ、全長は約1メートルと考えられています。体全体は扁平で、肋骨は細長く、尾には横突起がなかったと考えられています。この模型は以下URLを参考に作製しました。Diplocaulus and Diploceraspis (reptileevolution.com)

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セイムリア

Seymouria
古生代 ペルム紀
 セイムリアは陸上生活に適応した仲間で、両生類と爬虫類の中間的な特徴を持っています。水中から長期間出た状態で生存し、繁殖時期に水場へ戻ったと考えられています。この模型は化石を参考にZBrushで完成させました。
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始祖鳥

Archaeopteryx
中生代 ジュラ紀
 始祖鳥として知られるアーケオプテリクスはすべてドイツの石灰岩堆積物から出土しています。羽毛をもつ本種は長きにわたって議論され、特に鳥との関係や飛翔に関することなど今なお解決されていません。この模型は化石を参考にZBrushで完成させました。
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トリケラトプス

Triceratops horridus
中生代 白亜紀

 この模型はスミソニアン博物館が所有するハッチャーの3Dデータから作製しました。名前の由来はトリケラトプスの発見者で知られる古生物学者ジョン・ベル・ハッチャーからつけられています。データ元は

https://3d.si.edu/object/3d/triceratops-horridus-marsh-1889%3Ad8c623be-4ebc-11ea-b77f-2e728ce88125

ハッチャーに関する記事は下記URLをご覧ください。

https://www.washingtonpost.com/news/speaking-of-science/wp/2017/03/01/this-triceratops-is-a-smithsonian-icon-now-hell-be-fed-to-a-t-rex/

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ティラノサウルス

Tyrannosaurus
中生代 白亜紀

 大型の肉食恐竜で知られるティラノサウルスは世界で最も有名な獣脚類です。この獰猛な恐竜の頭骨はすべての骨を砕くのに適した構造をしています。また獲物を押さえつけるために機能したかもしれない後足の骨格は太く頑強です。この模型は下記URLを参考にZBrushで調整して完成させました。

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シュイフツェリ オオサンショウウオ

Andrias scheuchzeri
新生代 古第三紀と新第三期の中間
 このオオサンショウウオの絶滅種は中央ヨーロッパを中心に見つかっています。この模型の元となった標本には尾と後足がなかったことから、発見当初は旧約聖書に記載されたノアの洪水で滅んだ古代人類だとして発表されました。その後、ナマズ、次いで爬虫類として記載されていきましたが、最終的にはジョルジュ・キュヴィエ氏によって両生類であることが発表され、その後の研究により、かつてヨーロッパに生息していたオオサンショウウオ属の一種であることが明らかになりました。現在、オオサンショウウオ属は日本と中国にのみ分布していますが、かつては広域分布していたことが明らかとなった重要な標本の模型です。この模型は化石を参考にZBrushで完成させました。
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ガストルニス

Gastornis 
新生代 第三紀
 ガストルニスは非常に大型の鳥で、従来は小型哺乳類の捕食者と考えられてきました。しかし、ガストルニスの足跡に鉤爪がないことや、くちばしの構造の研究など、いくつかの証拠から、この鳥は植物や硬い種子を食べていたのではないかと考えられています。この模型は下記URLの著者によって、アリゾナ自然史博物館に展示されている標本からスキャンしたものです。https://sketchfab.com/3d-models/diatryma-fossil-skeleton-e07991d7b74e4ac4a71451d3f614b259
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ケトテリウム

Cetotherium riabinini
新生代 第三紀
 ケトテリウムは先史時代のヒゲクジラ類で中新世中期から後期に繁栄したと考えられています。全長は4メートルほどで、コククジラに似た姿をしていたとされています。

この模型はウクライナ、キーウにあるウクライナ国立科学アカデミー国立自然史博物館アカデミアンV.A.トパチェフスキー古生物学博物館の展示室に所蔵されている標本を「SchmalhausenEvolMorph」がスケッチファブで公開したものを使用しています。URLを以下に掲載します。

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スミロドン

Smilodon
新生代 第四期

 スミロドンはラテン語で「ナイフの歯」という意があり、サーベルタイガーとして有名です。体長は2メートルほどで、歯の長さは24センチにもなりました。太く頑強な前あしで獲物を抑え込み鋭い歯を突き刺していたと考えられています。この模型の頭骨はアイダホバーチャライゼーションラボラトリーの3Dモデルを使い、身体は化石の画像や図面を参考にZBrushで完成させました。

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ケナガマンモス

Mammuthus primigenius
新生代 第四期

 ケナガマンモスはゾウの仲間で、北アメリカ大陸、ユーラシア大陸の広範囲、日本では北海道に分布していました。模型のデータはスミソニアンが公開している物を使用しています。この個体は1952年にアメリカ合衆国アラスカ州で発見されました。詳細は下記URLに記載します。

https://3d.si.edu/object/3d/mammuthus-primigenius-blumbach:341c96cd-f967-4540-8ed1-d3fc56d31f12

 

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エレモテリウム

Eremotherium laurillardi
新生代 第四期

 エレモテリウムはオオナマケモノの一種で、「草原」または「砂漠の獣」という意味をもちます。エレモテリウムは熱帯・亜熱帯の低地に広く分布し、部分的に開放・閉鎖された環境に生息していましたが、近縁種のメガテリウムはより温帯の気候に生息していました。現在のゾウの大きさに達し、アメリカ大陸で最も大きな哺乳類の一つであした。エレモテリウムの特徴は、比較的長い四肢と前足、後足、特に後期の代表的な3本の指を持つ頑強な体格です。ナマケモノと同様、草や葉を食べる純粋な草食動物でしたが、同位体のデータから現代のカバのように半水棲の生活をしていた可能性も考えられています。この模型はスミソニアンが提供するデータを使用して完成させています。URLを下記に記します。

https://3d.si.edu/object/3d/eremotherium-laurillardi:3fc3b13c-af28-4186-8d73-5765469d8190

 

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リトルブッシュモア

Anomalopteryx didiformis
新生代 第四期

 リトルブッシュモアは、ニュージーランドに生息していましたが、絶滅してしまった鳥です。ニュージーランドには数種類のモアが生息していましたが、いずれも飛べない鳥でした。リトルブッシュモアはモアの中で最小種でした。この骨格は、ニュージーランドのオークランドにあるオークランド戦争記念博物館の鳥類学コレクションから骨をデジタル化して作られたものです。URLは下記に掲載します。この素晴らしいデータを公開しているオークランド戦争記念博物館とマッセイ大学のダニエル・トーマス氏にお礼申し上げます。

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モーリシャス・ドードー

Raphus cucullatus
新生代 第四期

ドードーは、インド洋のマダガスカルの東にあるモーリシャス島の固有種で、絶滅した飛べない鳥です。最も近い遺伝子を持つのは、同じく絶滅したロドリゲス・ソリティアです。この2種は、ハトやハトを含むラフィニア亜科という絶滅した飛べない鳥の一群を形成しています。なお、ドードーに最も近い現生種はニコバル鳩とされています。かつてレユニオン島には白いドードーがいたと考えられていましたが、同じく絶滅したレユニオントキや白いドードーの絵画に基づく混乱に過ぎなかったと考えられています。

ドードーは高さ約1メートル、体重10.6〜17.5キログラムだったようです。ドードーの生前の姿は、17世紀に描かれた絵や文字による記述によってのみ証明されている。これらの肖像画はかなり異なっており、また、一部の図版は生きた標本から描かれたことが知られているだけなので、ドードーの正確な姿は解明されておらず、その行動についてもほとんど分かっていません。茶色がかった灰色の羽、黄色い足、尾羽の房、灰色の裸の頭、黒、黄、緑のくちばしで描かれてきました。砂肝の石を使って果物を含む食物を消化し、モーリシャスの乾燥した海岸地帯の森林に生息していたと考えられています。卵は1つだけだったという記述もあります。モーリシャス島には豊富な食料があり、捕食者もいなかったため、飛べない動物になったと考えられています。ドードーは太り気味で不器用なイメージですが、最新研究では生態系にうまく適応していたと考えられています。

ドードーについて最初に記録されたのは、1598年のオランダ人船員によるものです。その後、船員による狩猟や外来種の侵入により、生息地が破壊されました。ドードーの目撃情報が最後に確認されたのは、1662年のことでした。その絶滅はすぐには気づかれず、神話と考える人もいました。19世紀になって、17世紀初頭にヨーロッパに持ち込まれた4つの標本のうち、少量の遺留品についての研究が行われました。その中に、現在残っているドードーの唯一の軟部組織である乾燥頭部があります。その後、モーリシャスでは大量の骨が採集されました。発見から100年足らずでドードーが絶滅したことで、これまで認識されていなかった、種全体の消滅に人間が関与しているという問題が注目されるようになったのです。ドードーは『不思議の国のアリス』に登場することで広く知られるようになり、以来、絶滅と陳腐化の象徴として大衆文化の中に定着しました。

この模型はフランスの国立博物館所蔵の標本を3Dスキャンし以下サイトで公開されている商用利用可能なデータを使用しいています。