ヒダヘラコウモリ

ヒダヘラコウモリ

しわくちゃな顔の ヒダヘラコウモリ

執筆:佐々木彰央

ヒダヘラコウモリ

Centurio senex J.E.Gray, 1842

翼手目ヘラコウモリ科

ヒダヘラコウモリ は中南米のメキシコ、ベネズエラ、コロンビア、パナマ、トリニダード・トバゴ共和国に分布する13-18gの小型コウモリ類で、熟したバナナやマンゴー等を好んで食べます。真っ先に目が行く本種の特徴的な顔(毛がなく広く平らで鼻の低いしわが多い)はこれら果実を食すのに適しており、特に唇と歯茎の間にみられる小さな突起状のしわが、果汁を得る際のろ過機能を果たします。日中は樹木の葉の裏側をねぐらとして、夜間熱帯雨林内を飛翔します。

 

引用

ADW: センチュリオンセネックス: 情報 (animaldiversity.org)

センチュリオ・セネックス – バット・コンサベーション・インターナショナル (batcon.org)

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