オオサンショウウオ

Andrias japonicus

撮影日:2020年8月30日日曜,古座川
掲載日:2020年9月1日火曜

古座川のオオサンショウウオは自然分布ではなく、昭和37年に兵庫県から里人の手によって運ばれたとされ、繁殖が確認されている。実際に現在でも見ることができた。
頭部の大きさに比べ、目は非常に小さく、頭部背面にはイボ状の隆起が散在していた。体型は胴長で扁平だが、特に頭部は顕著に扁平だった。また四肢は短かった。
体側の顎後部から後肢後部まで、皮膚のたるみが見られた。

引用文献 高田 榮一・大谷 勉.2011.原色爬虫類・両生類検索図鑑.p224-225
環境庁.日本の重要な両生類・は虫類の分布 全国版.P54-55

♦今日の生き物シリーズ
アンフィ合同会社は本物の生き物を観察することで、よりリアルな模型の製作を目指しています。そこで、弊社が位置する自然豊かな紀美野町周辺で見られる生き物を紹介します。

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